出金は大きなリスク(海外業者の包括的な問題点C)

出金は大きなリスク(海外業者の包括的な問題点C)

これまでいろいろとご説明してきましたが、一部の呑み専門に行っている海外FX業者にとっては、顧客への多額な出金というのは彼らのビジネスではもっとも大きなリスクといえます。

 

つまり入金させた証拠金の9割以上は自滅的に使い果たして出金をさせないのが基本的なビジネスモデルとなっているわけですから、多額の出金を余儀なくされることは、はじめからあまり想定されていないわけです。したがって多くの業者が出金のプロセスをメールで送らせたり、面倒な出金フォームに書かせてPDFで送らせたりという工程を入れ込んでくるわけです。

 

ですから、出金がすんなりとネット上でボタンひとつによりできる仕組みになっていないところは、まずよろしくない業者であることを疑うべきだともいえます。

 

問題のない業者の場合、送金の手数料と5日程度の日にちがかかること以外はトラブルは起こりません。しかし1ヶ月に1回しか支払われないとか、手数料は送り出しも受け取りも含めてすべてユーザー負担とされているところは、かなりよろしくない業者と言わざるを得ません。出金を渋るという行為は明らかに業態が呑みの業者だからにほかならないのです。

 

このプロセスで緊張が走るのは、多額な利益の引き出しです。業者にしてみれば、利益は一時的に大きくなっても最終的にすべて使い果たして退場してくれるのがもっともいいお客なわけですから、途中で資金を引き出そうとする輩はもっとも歓迎されない顧客ということになるのです。

 

どれだけ時間と手間がかかっても無事利益を救出することができれば問題はありませんが、支払い能力のない業者の場合、うまく支払わないということも十分に考えられます。ある意味で今年1月15日にスイス中銀が起こしたようなCHFの暴騰トラブルはこうした業者にとっては多額の証拠金を合法的に顧客に失わせる大きな利益機会であったのかもしれません。どの呑み業者もそもそも外部のインターバンクにカバーをしていませんから、便宜上顧客の負けが利用できる状況ではまるまる証拠金だけ奪うことに成功しているのではないかと容易に想像することができます。

 

このように出金ひとつみても、業者の実態というものが透けて見えるようになるわけです。出金のプロセスが面倒で、わかりにくく、しかもなかなか送金してこないところというのは明らかによろしくない業者です。5万〜10万のお金ならば渋々送金してくるかも知れませんが、1000万〜1億となったときに本当に送金してくるかどうかはかなり疑わしいと言わざるを得ません。まあ1億利益がでそうなときに考えはじめればいいこととも言えますが、このプロセスは付き合うべきではない業者を見抜く最大の方法であるとも言えるのです。

 

不思議なのは、無登録の問題のある業者でもVISAなどが無記名のデビッドカードの発行に応じていることです。業者に問題があるということでこのようなカードの発行をやめることはないのか?と思いますが、カード会社側にはなんのリスクもないためなのか、すんなり利用に応じているのはかなり納得のいかないものと言えます。あくまでカードは手段でしかないので提供業者は犯罪に加担しているお金でないかぎり問題なしという発想なのかもしれませんが、有名カードブランドがサポートしていると言う事実が、この手の海外FX業者の信頼にプラスに働いてしまっていることだけは間違いない状況で、十分な注意が必要となります。

 

そもそも証拠金の引き出しにあたって業者側からの送金の手数料も差し引いてくるようなところとは付き合わないほうがいいとも言えます。結局本当に業者にとってコストになる部分はすべて顧客に押し付けてきているだけですから、入金は最善のサービスをしてくれるものの、出金となるとけんもほろろの状態であることが実によくわかります。少なくとも顧客が儲かることが自社の利益と相反するようなビジネスモデルを大切にしているFX業者などとは取引をするべきではありません。


 
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